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漢方理論&薬膳 連載59 腎の疾病
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漢方理論&薬膳 連載59 腎の疾病

2016年11月15日(火)10:39 AM
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今までお話してきたように漢方理論で腎は先天の本として、生殖・成長・滋養に関わる精を貯蔵し、水の代謝や気の巡りにの気を調節し、呼吸や水の代謝をコントロールする働きがありました。全身の陰陽の本となる腎陰と腎陽が生み出される場所でもありました。

 このため、腎が傷つくと、生殖や発育に関わる疾患が出てきます。生理不順や閉経、不妊、陽萎(インポテンツ)、子供の発育不全などです。また、全身の陰陽の本になるため、腎陽の不足で温める力が減ると冷え性、むくみ、下痢などの症状が出てきます。冷えることは体内循環を阻害し、生理痛や頭痛など痛みの症状も出やすくなります。

 腎陰の不足で潤す力が減るとほてりやのぼせが現れます。更年期障害のほてりは主に腎陰の不足によるものと言われています。

 腎は、耳、髪、骨、歯、脳とも関係する臓腑でしたね。このため耳鳴り、耳が遠くなる、白髪、脱毛、歯の疾病などの症状が出ます。また、腰に位置する臓腑のため、足腰のだるさも現れます。

 女性にとって気になる生理痛や不妊、更年期障害、白髪などに深くかかわる腎には、どんな薬膳がいいのでしょうか?次回から腎にお勧めの薬膳と、腎が活発になる冬にお勧めの薬膳をそれぞれご紹介していきますね。

 

参考文献

実用中医薬膳学 辰巳洋 2008 東洋学術出版

中医学・薬膳学の基礎 食薬学 2003 本草薬膳学院

薬膳の基本 辰巳洋 2008 緑書房

オレンジページムック 女の漢方的養生BOOK 2014 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 漢方養生法 2004 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 春夏秋冬自分で不調を治す 漢方的183のアイディア 2010 株式会社オレンジページ

東方栄養新書 体質別の食生活実践マニュアル 梁晨千鶴 2005 株式会社メディカルユーコン

実用中医学 辰巳洋 2009 源草社

薬膳講座資料2015年度版 大倉あやこ 2015 ハーブ薬膳Ayako



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