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漢方理論&薬膳 連載55 腎について
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漢方理論&薬膳 連載55 腎について

2016年10月17日(月)9:09 AM
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漢方理論で腎は五臓のうち水に属します。両親から遺伝により受け継ぐ物質は腎に貯蔵されるため、生命の根本であり、全身の陰陽の始まりとされ、「先天の本」と言われる大切な臓腑です。腎には気・血・津液と並ぶ基本物質の「精」が蓄えられます。精は先天の本と後天の本から作られ、生殖・成長・身体の滋養などに関わります。腎は身体の成長や生殖に欠かせない臓腑です。

 腎の精を腎精と呼び、腎陽と腎陰に分かれます。腎陰は抑制・滋養・涼潤(潤し冷ます)の働きがあり、各臓腑を潤しながらそれぞれの働きを調節します。一方腎陽は促進・温煦(おんく:温める)の働きを持ち、各臓腑を温める働きを促します。

 また、脾胃が水穀精微から津液が生成されるとともに、腎気と肺気からも津液が作られ、全身の水を司ります。さらに、肺と連携して全身の気の巡りを調節します。

 このように、腎は生命の根本を蓄えるとともに、全身の代謝にも関わる大切な働きをします。

 

参考文献

実用中医薬膳学 辰巳洋 2008 東洋学術出版

中医学・薬膳学の基礎 食薬学 2003 本草薬膳学院

薬膳の基本 辰巳洋 2008 緑書房

オレンジページムック 女の漢方的養生BOOK 2014 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 漢方養生法 2004 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 春夏秋冬自分で不調を治す 漢方的183のアイディア 2010 株式会社オレンジページ

東方栄養新書 体質別の食生活実践マニュアル 梁晨千鶴 2005 株式会社メディカルユーコン

実用中医学 辰巳洋 2009 源草社

薬膳講座資料2015年度版 大倉あやこ 2015 ハーブ薬膳Ayako



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