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漢方理論&薬膳 連載46 悲・憂について
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漢方理論&薬膳 連載46 悲・憂について

2016年08月14日(日)7:58 AM

私たちは生活の中で様々な感情と向き合います。この感情も五情と呼ばれ、五行に分類することができます。

 漢方理論で金に属する五情は悲(かなしみ)と憂(うれい)です。落ち葉が落ちたりして物悲しさが伴う秋ですが、悲しみや憂いの感情が強いと、前回お話したように肺の働きが滞りがちになります。肺は呼吸を通して気の働きを調節する働きがあるため、気が消耗され、気力がなくなります。また肺とつながる肌や毛髪の艶がなくなり、顔色も悪くなります。また、鼻を通して外気と直接触れる臓腑のため、外邪の影響を受けやすくなります。

漢方理論では心と体を分けて考えるのではなく、同じ機能として考えます。心の状態はそのまま体の症状につながるため、必要以上に落ち込まないことが体調管理にも効果的です。芸術の秋やスポーツの秋など、自分なりの気分転換を上手に取り入れることが大切になりますよ。

 

参考文献

実用中医薬膳学 辰巳洋 2008 東洋学術出版

中医学・薬膳学の基礎 食薬学 2003 本草薬膳学院

薬膳の基本 辰巳洋 2008 緑書房

オレンジページムック 女の漢方的養生BOOK 2014 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 漢方養生法 2004 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 春夏秋冬自分で不調を治す 漢方的183のアイディア 2010 株式会社オレンジページ

東方栄養新書 体質別の食生活実践マニュアル 梁晨千鶴 2005 株式会社メディカルユーコン

実用中医学 辰巳洋 2009 源草社

薬膳講座資料2015年度版 大倉あやこ 2015 ハーブ薬膳Ayako



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