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『健康 』と 『丈夫 』 は違う!
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『健康 』と 『丈夫 』 は違う!

2019年07月16日(火)5:15 PM
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こんにちは。東京漢方堂の蓮葵です。

今日のお話の内容は、健康と丈夫です。

 

人はそれぞれ健康に対してのイメージを持っています。イメージ作りを意識していなくても、無意識のうちに健康のイメージというものが作り上げられているのです。

それは、親や兄弟、親戚や友人などの周囲の人たち、テレビや映画の中の俳優やキャラクター、CMに起用されているスポーツ選手や芸能人のような人たちが元になっているはずです。

 

患者さんと話をしていて思うのは、親兄弟、そしてテレビで見るプロスポーツ選手の影響が特に強いということです。

健康を目指す際に、お手本となる人物がいることは良いと思います。しかし、そのお手本としている人物が実際に健康かどうかを見極める必要があります。

 

健康というとたくさん動いて、たくさん食べて、寝不足や無理をしても大丈夫な人というようなイメージではないでしょうか。多くの人が混同している概念なのですが、「丈夫」と「健康」は同じではないのです。

丈夫で尚且つ健康という方もいらっしゃいますが、健康だけど丈夫ではないという人もいらっしゃるのです。丈夫且つ健康であれば、何も文句はないですよね。そのまま健康を維持していけばよいでしょう。

 

しかし、丈夫な人たちはカラダが丈夫なだけに無理をしてしまうことが多いのです。身の丈以上のことをやっていても、その自覚がないままカラダを壊したり、命を落としてしまうこともよくあります。

現にプロのスポーツ選手や大相撲の力士は20代で引退することが大半です。引退するころには身体中ケガだらけということも多いですし、短命の選手が多いのも事実です。

また周囲の人でも1番丈夫だった兄弟が先に亡くなったり、同級生の中で元々丈夫だった人がずっと元気であるとは限らないはずです。

 

このように丈夫な人を観察すれば、

丈夫≠健康

ということがよくわかるはずです。

健康を目指すということは良いことですが、健康というゴールの設定が間違っていたら健康になれないどころか不健康で短命にということにもなりかねません。

真の健康を目指すのであれば、正しいゴール設定が必要になります。

健康になりたいといって目標にしている人物が、実は健康を疎かにした丈夫な人であったらどうでしょうか。

 

90歳や100歳を過ぎても元気な人たちには、若い時は病弱で苦しんだり、無理がきかない状態だったのがうまくやったきたり、持病を持っていたりというような方たちが多くいらっしゃいます。

 

一方、プロスポーツ選手や力士やプロレスラー、会社の経営者(特に創業者)、芸能人や俳優は確かに丈夫かもしれません。そして健康かもしれません。

しかし、彼らはそもそも過酷な競争社会を生き残った人たちであり、数百人~数万人に1人の特異な人たちかもしれないのです。

 

丈夫な人たちがカラダを労われば、より健康になれるでしょうが、丈夫であるために無理をしてしまうのです。プロの選手や経営者などはそれを分かったうえで人生設計をしているはずです。サラリーマンが40年で稼ぐ報酬を、数年で稼いで引退後は仕事をしないですむ為にカラダを犠牲にするという選択肢もあるわけですね。

 

しかし、もしあなたがそのようなサバイバル環境を乗り越える必要がなければ、

『丈夫ではないかもしれないけれど、健康である』、

『無理はしないで、快適な人生を送る』を目指した方が幸せではないでしょうか。

 

丈夫な人というのは車でいうと、排気量5000㏄、6000㏄のスポーツカーやダンプカーでスピードとパワーが持ち味です。

一般の人はプリウスのようなハイブリッド型で低燃費なカラダです。

また虚弱な方は排気量の小さい軽自動車で重たいものなどを運ばなければ高速道路だって走れます。

では、どの車が最も優れているでしょうか。そもそも土俵が違うものを比較することは難しいのです。

 

あなたは自分がどのようなタイプで、どんな目標や目的をもって人生を送っているでしょうか。

 

無理を承知で、健康と引き換えに何かを手に入れようとしているのであれば、健康を損ねても問題ありません。しかし、健康で好きなことを長くやっていきたい、一生自立した生活を送りたいということであれば、あなたの健康のイメージを見直す必要があるかもしれませんね。

 



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