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漢方理論&薬膳 連載24 心の疾病
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漢方理論&薬膳 連載24 心の疾病

2016年05月11日(水)10:39 午前
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 今までお話してきたように漢方理論で心は神志と血脈を司る働きがあります。

 同じ火に属する舌や脈、顔にも繋がっています。このことから心の調子が悪くなると、物忘れや不眠などの精神症状や、動悸、胸悶部の痛み、味覚の異常、譫言(うわごと)などが起こりやすくなります。また、舌が赤くなったり、痛みが出るなどの症状が出たりします。

 漢方理論では心の気が不足すると慢性疲労に繋がりやすく、精神的にも不安感を強く訴えるようになると言われています。

 この症状が続くと気虚(気の不足)から陽虚(陽の不足)となり、冷え性の原因となったり、胸部の痛みが出現したりするようになります。

 また、血が不足すると血脈を流れる血の営養が足りなくなり、貧血の傾向が出てきます。多夢(夢をよく見る)や健忘(ものわすれ)の症状も出たりします。これが長引くと血虚(血の不足)から陰虚(陰の不足)となり、動悸や不眠の症状が出てきます。

 これらを抑えるには薬膳で心気を丈夫にするもの、血液の流れを良くするもの、精神を安定させるものを摂るのが効果的です。詳しくは今後慢性疲労や貧血のテーマの時に説明していこうと思います。

 

参考文献

実用中医薬膳学 辰巳洋 2008 東洋学術出版

中医学・薬膳学の基礎 食薬学 2003 本草薬膳学院

薬膳の基本 辰巳洋 2008 緑書房

オレンジページムック 女の漢方的養生BOOK 2014 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 漢方養生法 2004 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 春夏秋冬自分で不調を治す 漢方的183のアイディア 2010 株式会社オレンジページ

東方栄養新書 体質別の食生活実践マニュアル 梁晨千鶴 2005 株式会社メディカルユーコン

実用中医学 辰巳洋 2009 源草社

薬膳講座資料2015年度版 大倉あやこ 2015 ハーブ薬膳Ayako



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