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漢方理論&薬膳 連載30 湿について
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漢方理論&薬膳 連載30 湿について

2016年05月28日(土)1:25 午後
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 五行の土に属する自然界の気は湿(しつ)です。

 この気が強くなりすぎて影響を与えるようになったものを湿邪(しつじゃ)と呼びます。

 土に属する漢方理論での季節は梅雨になりますが、この時期は雨が多く、外気から湿を取り込みやすくなります。

 湿邪には重濁性・粘滞性の特徴があります。

 重く、粘りのある邪気をイメージして頂けるといいかと思います。

 このため、身体のだるさや重さを感じたり、すっきりしない下痢などの症状がでます。また、治りにくい特徴があります。

 脾は湿を嫌う臓腑のため、この邪気の影響を受けると身体の気の流れが阻害され、脾胃が傷つき、食欲がなくなったり、嘔吐、膨満感などの症状が出てきます。

 湿邪の影響を抑えるために薬膳では香りのいいものや利尿作用のあるもので体内の湿を追い払うことが効果的とされています。

 また、冷たいものを取りすぎて、湿が増えないようにすることもお勧めですよ。

参考文献

実用中医薬膳学 辰巳洋 2008 東洋学術出版

中医学・薬膳学の基礎 食薬学 2003 本草薬膳学院

薬膳の基本 辰巳洋 2008 緑書房

オレンジページムック 女の漢方的養生BOOK 2014 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 漢方養生法 2004 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 春夏秋冬自分で不調を治す 漢方的183のアイディア 2010 株式会社オレンジページ

東方栄養新書 体質別の食生活実践マニュアル 梁晨千鶴 2005 株式会社メディカルユーコン

実用中医学 辰巳洋 2009 源草社

薬膳講座資料2015年度版 大倉あやこ 2015 ハーブ薬膳Ayako



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