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漢方理論&薬膳 連載35 脾の疾病
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漢方理論&薬膳 連載35 脾の疾病

2016年06月19日(日)9:17 午前
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 今までお話してきたように漢方理論で脾は「後天の本」と呼ばれる大事な臓腑です。

 食べ物から水穀精微を作り、全身に運んだり、水の代謝に関わったりします。

 血液循環をコントロール働きもあり、血液で筋肉を営養で潤し、育てます。水穀精微を肺・心・脳に届ける昇清作用があり、内臓の位置を固定し、下垂を防ぐ働きもあります。

 このため、脾が痛むと営養をうまく吸収できなくなり、全身のエネルギー不足が起こります。

 水の代謝が阻害され、むくみがちになったり、身体が重くなったりします。口にもつながっているため、食欲が落ちたり、筋肉に力が入らなくなったりします。

 また、臓腑の位置を固定する働きがあるため、内臓下垂の症状がでることもあります。

 脾は湿を嫌うため、冷たいものや水分の摂りすぎ、生ものの食べ過ぎ、暴飲暴食などは脾を傷める原因となります。

 また、心配したり思い悩んだりする感情も脾の働きを滞らせます。むくみがちな方や食後に眠くなる方(昇清作用が滞り、脳が営養不足になるためおこります)、唇が荒れがちな方、脾を労わってみませんか?

 

参考文献

実用中医薬膳学 辰巳洋 2008 東洋学術出版

中医学・薬膳学の基礎 食薬学 2003 本草薬膳学院

薬膳の基本 辰巳洋 2008 緑書房

オレンジページムック 女の漢方的養生BOOK 2014 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 漢方養生法 2004 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 春夏秋冬自分で不調を治す 漢方的183のアイディア 2010 株式会社オレンジページ

東方栄養新書 体質別の食生活実践マニュアル 梁晨千鶴 2005 株式会社メディカルユーコン

実用中医学 辰巳洋 2009 源草社

薬膳講座資料2015年度版 大倉あやこ 2015 ハーブ薬膳Ayako



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