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漢方理論&薬膳 連載31 脾について
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漢方理論&薬膳 連載31 脾について

2016年06月03日(金)10:48 午前
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 漢方理論で脾は五臓のうち土に属します。

 この臓腑は胃と一緒に食べ物を受け入れ、消化し水穀精微(食べ物から作られた営養)を作り、気血を生成し、身体を営養し、水を代謝するなど消化器官の総合的な働きを行います。

 食べ物の営養を吸収する要の場所となるため、
「先天の本(もともと備わっている性質のおおもと)」と腎が呼ばれるのに対し、
脾は「後天の本(食物など後から築く後天的な素因のおおもと)」と呼ばれています。

 このため脾の働きが滞ると気血不足になり易く、全身のエネルギー不足が起きたりします。さらに、血液循環をコントロールする統血を司る働きもあり、血液により筋肉や四肢を潤します。

 脾は四肢や筋肉、唇、口ともつながっていると言われます。

 口は脾と胃の入り口で、脾の調子がよいと食欲があり、食べ物もおいしく食べられます。

 この脾の営養状態は唇の色に現れます。また、筋肉に営養を行きわたらせ、手足を丈夫にします。

 脾は肺・心・脳に営養を送る昇清作用という働きもあります。

 脾がうまく働かないと、食後に脳に営養が行き届かなくて、眠くなったりします。

 

 

参考文献

実用中医薬膳学 辰巳洋 2008 東洋学術出版

中医学・薬膳学の基礎 食薬学 2003 本草薬膳学院

薬膳の基本 辰巳洋 2008 緑書房

オレンジページムック 女の漢方的養生BOOK 2014 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 漢方養生法 2004 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 春夏秋冬自分で不調を治す 漢方的183のアイディア 2010 株式会社オレンジページ

東方栄養新書 体質別の食生活実践マニュアル 梁晨千鶴 2005 株式会社メディカルユーコン

実用中医学 辰巳洋 2009 源草社

薬膳講座資料2015年度版 大倉あやこ 2015 ハーブ薬膳Ayako



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