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漢方理論&薬膳 連載43 肺について
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漢方理論&薬膳 連載43 肺について

2016年07月26日(火)10:28 AM

漢方理論で肺は五臓のうち金に属します。

この臓腑は君主の官である心を補佐する「相伝の官」と呼ばれています。脾胃で作られた水穀精微は脾の昇清作用により肺に運ばれ、呼気で取り込んだ空気と合わさり宋気と言う気を作ります。このため肺は気の昇降出入りと血流を調節し、五臓六腑の気機を順調にする働きがあります。

また、宣発(せんぱつ)と粛降(しゅくこう)という働きで、食べ物からの営養と津液を全身に運んだり、体表を衛気と言う気の働きで守ったり、新鮮な空気から作られた宋気を体内に届けたりして体内の循環を守ります。

 このほかに通条水道と呼ばれる働きもあり、全身に水を運んだり、気化作用(気の働きで変化させる作用)によって水から尿を作ったりもします。

 全身の気を調節し、呼吸や水の代謝をコントロールする肺はとてもデリケートです。燥邪の影響を受けないようなライフスタイルを漢方理論と薬膳から知っていきましょうね。

 

参考文献

実用中医薬膳学 辰巳洋 2008 東洋学術出版

中医学・薬膳学の基礎 食薬学 2003 本草薬膳学院

薬膳の基本 辰巳洋 2008 緑書房

オレンジページムック 女の漢方的養生BOOK 2014 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 漢方養生法 2004 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 春夏秋冬自分で不調を治す 漢方的183のアイディア 2010 株式会社オレンジページ

東方栄養新書 体質別の食生活実践マニュアル 梁晨千鶴 2005 株式会社メディカルユーコン

実用中医学 辰巳洋 2009 源草社

薬膳講座資料2015年度版 大倉あやこ 2015 ハーブ薬膳Ayako



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