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漢方理論&薬膳 連載47 肺の疾病
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漢方理論&薬膳 連載47 肺の疾病

2016年08月18日(木)8:00 AM

 今までお話してきたように漢方理論で肺は全身の気を調節し、呼吸や水の代謝をコントロールする役目があります。宣発と粛降の働きで、食べ物からの営養と津液を全身に運んだり、新鮮な空気から作られた宋気を体内に届けたりして体内の循環を守る働きがありました。また、全身に水を運んだり、気化作用(気の働きで変化させる作用)によって水から尿を作ったりもします。肺と同じ金に属する大腸は食べ物の消化物から水分を吸収する働きがあるため、うまく働かないと便秘や下痢のトラブルに繋がります。また、肺は鼻や体毛、肌とも繋がっており、乾燥によって肺が痛んだり津液が消耗されると肌や体毛が乾燥したり、鼻やのどが渇く、鼻血などの症状になって現れます。

 乾燥を嫌う肺は鼻を通して外気と直接つながります。このため咳が出たり、喘息の症状が出るなど呼吸器系のトラブルが起こりがちです。心を助ける働きがあるため、肺のトラブルは胸の痛みも引き起こすことがあります。

乾燥の季節を上手に過ごすには何を摂るといいのでしょう?次回は肺に良い薬膳についてお話していきますね。

 

参考文献

実用中医薬膳学 辰巳洋 2008 東洋学術出版

中医学・薬膳学の基礎 食薬学 2003 本草薬膳学院

薬膳の基本 辰巳洋 2008 緑書房

オレンジページムック 女の漢方的養生BOOK 2014 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 漢方養生法 2004 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 春夏秋冬自分で不調を治す 漢方的183のアイディア 2010 株式会社オレンジページ

東方栄養新書 体質別の食生活実践マニュアル 梁晨千鶴 2005 株式会社メディカルユーコン

実用中医学 辰巳洋 2009 源草社

薬膳講座資料2015年度版 大倉あやこ 2015 ハーブ薬膳Ayako



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