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西洋医学と東洋医学の違いについて
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西洋医学と東洋医学の違いについて

2014年10月31日(金)12:20 午後
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西洋医学は〝正常値〟や〝基準値〟を重視します

 西洋医学と東洋医学(漢方)では、そもそも健康観(健康の定義)が大きく違います。

 

 西洋医学には、「体や心が一定の状態を保つことが健康であり、そこから外れてしまうと病気である」という健康観があります。

 

 例えば、血圧が140mmHg 以上だと高血圧であると判断し、血圧を下げる薬を処方します。同様に脈拍、血糖値、体温、心電図など、数値化や映像化したデータをとり、そのデータが正常値で一定であることが健康であると考えます。このような健康観は非常にわかりやすく、客観性があるため、多くの人が受け入れやすいと言えます。

 

 しかし、西洋医学にも欠点があります。それは、数値的には正常であるが体調が悪いといったケースや、数値は異常であるが体調はすこぶる良好などといったケースについては説明がつかないという点です。また、検査の方法が確立されていなかったり、測定しづらい事象については把握できないといった側面もあります。

 

 

東洋医学は、「すべてのものは絶えず変化している」と考えます

 

 東洋医学では、「すべてのものは絶えず変動し、変化し続ける状態を健康である」と考えます。人間の心やカラダは、気候や食事、住環境、職場環境、人間関係などにおいて、常に外界から影響を受けています。それと同時に疲労や加齢による体力の増減といった体内からの影響も受けています。この時、カラダの内外からの影響を跳ね返すだけの自然治癒力が備わっていれば健康を保つことができます。しかし、何らかの理由でカラダの内外の影響に順応できなくなると、バランスが崩れ、心やカラダに変調が出てきます。

 

 東洋医学ではこうした症状を治療する際には、体内のバランスがどのように崩れているのかに焦点を当てます。そして、患者自らの力で最適なバランスを取り戻せるよう治療をしていきます。例えば、下痢をしたり、発熱した場合には、安易に症状を止めようとはしません。まず、下痢や発熱によって体力が消耗しないようにサポートし、体内に余分なものが溜まっている場合には、それを体外へスムーズに排出できるように促します。もちろんこの時も、自己治癒力によってデトックスが出来るようにサポートします。

 

 

 

参考:東洋医学基本としくみ/仙頭正四郎(西東社)

   漢方上手/三浦於菟(源草社)

   本格漢方2012・2013・2014(朝日新聞出版)

   中医臨床のための中薬学(東洋学術出版社)

   中医臨床のための方剤学(東洋学術出版社)

   生薬単(NTS)

   不妊は漢方で治せる/寺師碩甫(河出書房新社)

   漢方の知恵でポジティブ・エイジング/木村容子(NHK出版)

   漢方・中医学講座/入江祥史(医歯薬出版)

 



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