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漢方理論&薬膳 連載21 小腸について
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漢方理論&薬膳 連載21 小腸について

2016年05月04日(水)7:48 午前
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 小腸は漢方理論で六腑(ろくふ)と呼ばれる臓腑の一つです。
 五臓六腑という言葉でおなじみのように、体内の臓腑の一つを指します。

 この小腸は心と同じように五行の火に属しています。受盛の官と言われている臓腑で、胃で消化された食べ物を受け入れ、営養と水分を吸収し、不要なものと分ける場所です。

 この水分は以前お話したように、漢方理論で津液と呼ばれます。そして食べ物から吸収した営養を、漢方理論では水穀精微(すいこくせいび)といういい方をします。
 小腸の働きがうまくいかないと、同じ火に属する舌が赤くなったり、痛みが出たりします。

 少し話がそれますが、人の健康を維持するためにもともと備わっている性質を漢方理論で「先天の本(せんてんのもと)」と呼びます。これに対し、成長に伴いあとから補っていくものを「後天の本(こうてんのもと)」と呼び、この水穀精微から作られていくと考えられています。体調を維持するのにお食事や薬膳がどんなに大切なのか、よくわかるエピソードですよね。

 先天の本が弱い方(生まれつき虚弱体質の方)でも後天の本で補うことができます。逆に先天の本が強くても、後天の本を大切にしないと体調不良を招くことがあるため、日々のライフスタイルで私たちの体調は作られていくといえそうです。

 

参考文献

実用中医薬膳学 辰巳洋 2008 東洋学術出版

中医学・薬膳学の基礎 食薬学 2003 本草薬膳学院

薬膳の基本 辰巳洋 2008 緑書房

オレンジページムック 女の漢方的養生BOOK 2014 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 漢方養生法 2004 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 春夏秋冬自分で不調を治す 漢方的183のアイディア 2010 株式会社オレンジページ

東方栄養新書 体質別の食生活実践マニュアル 梁晨千鶴 2005 株式会社メディカルユーコン

実用中医学 辰巳洋 2009 源草社

薬膳講座資料2015年度版 大倉あやこ 2015 ハーブ薬膳Ayako



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