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漢方理論&薬膳 連載⑲ 暑について
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漢方理論&薬膳 連載⑲ 暑について

2016年04月29日(金)12:15 午後
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 五行の火に属する自然界の気は暑です。

 この気が強くなりすぎて影響を与えるようになったものを暑邪(しょじゃ)と呼びます。
 暑さが邪(よこしま)になる、という文字通り、体内に入ると炎熱の特徴を持ち、熱を生じさせます。 陽邪で上昇・発散の特徴があり、汗とともに津液を消耗します。

 津液とは漢方理論で大切にされている身体を構成する要素の一つで、体内の正常な水分のことを指します(異常な水分は痰飲といいます)。

 漢方理論では人体を構成し、活動の基本となる物質として精・血・気・津液の四つをあげます。これらは互いに補い合う特徴があります。このため、津液を消耗する夏には気血も消耗しやすくなります。

 したがって、暑邪の影響を受けると身体が水不足になり、発熱したり、顔が赤くなったり、口が渇いたりします。薬膳的には夏のカゼは身体の熱を取って津液を補うものがお勧めです。良くカゼの時に飲まれている葛根湯は体を温めるお薬で、冬カゼに向いているものなので気を付けてくださいね。

 

参考文献

実用中医薬膳学 辰巳洋 2008 東洋学術出版

中医学・薬膳学の基礎 食薬学 2003 本草薬膳学院

薬膳の基本 辰巳洋 2008 緑書房

オレンジページムック 女の漢方的養生BOOK 2014 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 漢方養生法 2004 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 春夏秋冬自分で不調を治す 漢方的183のアイディア 2010 株式会社オレンジページ

東方栄養新書 体質別の食生活実践マニュアル 梁晨千鶴 2005 株式会社メディカルユーコン

実用中医学 辰巳洋 2009 源草社

薬膳講座資料2015年度版 大倉あやこ 2015 ハーブ薬膳Ayako



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