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漢方理論&薬膳 連載⑫ 怒について
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漢方理論&薬膳 連載⑫ 怒について

2016年04月11日(月)3:41 午後
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 私たちは生活の中で様々な感情と向き合います。

 この感情も五情と呼ばれ、五行に分類することができます。

 木に属する五情は怒です。これは以前もお話したように、木に属する肝が情緒に影響する働きがあることとも関係しています。

 春になり肝の働きが高ぶりすぎると、興奮状態を招きやすくなるのです。

 このため、春にはあまり怒らず、気持ちをゆったりもって成長する植物のようにのびやかに過ごすといいと言われています。

 陽気を浴びやすい早朝に目覚めるようにし、夜は早めに休み、リラックスして過ごしましょう。

 肝が高ぶると興奮しやすいように、怒りが逆に肝に影響することもあります。中国の病院は五臓によって診療科が分かれているそうですが、肝科の患者さんは非常に怒りっぽく、気の短い方が多いと聞いたことがあります。臓腑と感情の関係が分かりやすくて、とても面白いエピソードですよね。

 イライラするときは漢方理論の力を借り「今は肝が高ぶってる時なんだな」と思って、少し深呼吸してみるといいかもしれません。春の温かい風を全身に取り入れて自然の力を借りながら気持ちを安定させてみましょう。

 

 

参考文献

実用中医薬膳学 辰巳洋 2008 東洋学術出版

中医学・薬膳学の基礎 食薬学 2003 本草薬膳学院

薬膳の基本 辰巳洋 2008 緑書房

オレンジページムック 女の漢方的養生BOOK 2014 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 漢方養生法 2004 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 春夏秋冬自分で不調を治す 漢方的183のアイディア 2010 株式会社オレンジページ

東方栄養新書 体質別の食生活実践マニュアル 梁晨千鶴 2005 株式会社メディカルユーコン

実用中医学 辰巳洋 2009 源草社

薬膳講座資料2015年度版 大倉あやこ 2015 ハーブ薬膳Ayako



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