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漢方理論&薬膳 連載⑧ 風について
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漢方理論&薬膳 連載⑧ 風について

2016年04月03日(日)11:17 午後
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漢方理論では五行の木に属する自然界の気は風です。

この気が強くなりすぎて影響を与えるようになったものを風邪(ふうじゃ)と呼びます。この邪気が体内に侵入し、病気になると、その症状はあちこちに現れ(場所が固定しない)、変化が早いという特徴が出ます(前者を善行、後者を数変と呼びます)。

 例えば春に良く起こる花粉症はくしゃみや頭痛など様々な症状が見られ、目や耳など色々な場所が痒くなります。

 また、風は漢方理論で「百病の長」と呼ばれ、よくほかの邪気と一緒に体内に侵入します。風は年中吹いていることからもわかるように、いずれの季節とも結びつきやすく、さまざまな病気を引き起こすのです。

 陽邪のひとつで上に上昇するため、上半身を傷めやすいともいわれます。このため春の風邪は発熱、くしゃみ、鼻水、のどの痛み、目の充血、のぼせ、めまいなど上半身や首から上に症状が出るものが多く見られます。

 とはいえ、悪いことばかりではありません。温かい春風は植物を生長させ、冬の間固まっていた身体をほぐしてくれます。春の陽気を上手に取り入れて、邪気の影響に負けない体づくりをしていきましょうね。

 

 

参考文献

実用中医薬膳学 辰巳洋 2008 東洋学術出版

中医学・薬膳学の基礎 食薬学 2003 本草薬膳学院

薬膳の基本 辰巳洋 2008 緑書房

オレンジページムック 女の漢方的養生BOOK 2014 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 漢方養生法 2004 株式会社オレンジページ

オレンジページムック 春夏秋冬自分で不調を治す 漢方的183のアイディア 2010 株式会社オレンジページ

東方栄養新書 体質別の食生活実践マニュアル 梁晨千鶴 2005 株式会社メディカルユーコン

実用中医学 辰巳洋 2009 源草社

薬膳講座資料2015年度版 大倉あやこ 2015 ハーブ薬膳Ayako



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