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漢方って、どういう意味?
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漢方って、どういう意味?

2014年10月26日(日)8:09 午前
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「東洋医学」や「漢方」という言葉は日常よく耳にすると思いますが、その他にも「中医学」などもあります。一般の方にはこの違いがよく知られていませんので、簡単に違いを述べたいと思います。

 

 中国から医学が伝来して以来、日本には長い間「東洋医学」しかなく、医学といえば「東洋医学」のことを指していました。そこへ江戸時代にオランダから医学が入ってきます。すると、それまでの「東洋医学」と、〝オランダ伝来の医学〟を区別する必要が出てきます。そこで、オランダ医学を「蘭方」と呼び、それまでの医学を「漢法」、「漢方」などと呼んだのです。この“漢”は漢王朝の漢と誤解されてしまいますが、〝漢民族〟のことで「中国の」という意味です。つまり漢方とは〝漢民族〟由来の医学体系という意味なのです。

 

 「東洋医学」という言葉は明治以降に使われ始めた言葉で、基本的には「漢方」と同様の意味になります。注意が必要なのが、中国人に「東洋医学」や「漢方」と言っても全く通じません。「東洋医学」というと〝日本の医学〟という意味になってしまいます。

 

 また、「中医学(チュウイガク)」という言葉もご存じの方もいらっしゃると思いますが、これは「伝統中国医学」の略称で、〝中国における東洋医学・漢方医学〟に相当するものです。この言葉は中華人民共和国が成立してから作られた言葉で、それまでの西洋医学と区別するために、「国医」、「中国医学」、「漢医」などが使用されていました。これらは現在の台湾でも使われています。

 

 「中医学」という言葉は、1970年代以降に日本に入ってきた言葉です。「漢方」と区別するために、〝現在の中国で主に行われている伝統医学〟という意味でしようされることがほとんどです。(※世界保健機構<WHO>が認めている中国の伝統医学には、中医学・チベット医学・モンゴル医学があります。)

 

 

 

参考:東洋医学基本としくみ/仙頭正四郎(西東社)

   漢方上手/三浦於菟(源草社)

   本格漢方2012・2013・2014(朝日新聞出版)

   中医臨床のための中薬学(東洋学術出版社)

   中医臨床のための方剤学(東洋学術出版社)

   生薬単(NTS)

   不妊は漢方で治せる/寺師碩甫(河出書房新社)

   漢方の知恵でポジティブ・エイジング/木村容子(NHK出版)

   漢方・中医学講座/入江祥史(医歯薬出版)



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